「あれえ、去年は無事故だったのに、なんで今年は保険料がこんなに高くなるんだろう?」」というハガキを見ながら、首をかしげるのはBさん。無理もありません、前年の年回保険料は6万9310円だったのに、今年のおすすめ契約は8万1660円、つまり、1万2350円も高くなるのです。本来、無事故を続ければ次の年は等級がひとつ上がり、割引率も高くなるはず。それなのに、なぜ……?こんな疑問を感じたときは、とにかくもう一度じっくりハガキを見直ししてください。そして、保険の種類や金額、特約の内容などが前年の契約と同じかどうかチェックし、納得のゆくまで代理店か保険会社に質問しましょう。Bさんも証券と見比べてみると、すぐにその原因がわかりました。これまでは「対人無制限、対物1000万、搭乗者1000万」のPAPで契約していたのですが、満期後のおすすめ契約は「対人無制限、対物無制限、搭乗者1000万、車両(エコノミー+A・35万円)のSAP。おまけに「身の回り品特約30万」という初めて目にするような特約までついていたのです。たしかに無事故割引の等級は、9等級(30%割引)から10等級(40%割引)になっていましたが、これだけ、補償内容がアップすれば、自動車保険満期のお知らせ、保険料が上がるのも当然です。もちろん、これはあくまでも「おすすめ契約」。強制的に加入させられるものではありません。しかし、自動車保険に関心がなく、何の疑問も持たないような人は、内容の検討もしないまま保険会社のおすすめどおりに保険料を支払ってしまうのではないでしょうか。そんな人は実際にたくさんいます。
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